パリの胃袋と呼ばれるグルメストリート「ムフタール通り」

パリの胃袋-ムフタール通り

ムフタール通り(Rue Mouffetard)は、フランス・パリ市内にある有名な通りの一つで、なだらかな石畳の坂道に多くのお店が並び、お洒落なカフェやレストラン、野菜や果物、チーズやパン、デザートや魚介類とフランスの食文化を体験することができます。

ヨーロッパでの日曜日はキリストの安息日になるため定休日とするお店が多いのですが、ムフタール通りでは日曜日でも開いてるお店が多く連日たくさんの観光客で賑わいます。

また、芸術家たちが集まる場所としても有名で、多くの詩人や作家、画家たちがこの通りに住んでいたことでも知られています。

この付近には多くの大学や高校の名門校もあるため世界各国からきた留学生たちからも「安くお酒を飲める場所」として愛されています。

この記事でわかること

  • ムフタール通りへのアクセス方法
  • ムフタール通りの街の様子
  • 人気パン屋「Le Fournil de Mouffetard」の紹介

ムフタール通りの最寄り駅

ムフタール通りは、パリの5区にある長さ605mの有名な通りです。

パリメトロ7号線Place Monge駅Censier-Daubenton駅が最寄り駅です。
特にPlace Monge駅からが近く、駅を出てからオルトラン通り(Rue Ortolan)を西へ向かうと徒歩3分で着きます。

バスで向かう場合もPlace Monge駅やCensier-Daubenton駅の付近にバス停があるので、同じく数分歩けばムフタール通りへ到着します。

  • 住所:Mouffetard,75005 Paris 
  • アクセス:Place Monge駅、またはCensier-Daubenton駅
  • 営業時間:9:00〜13:00(火〜日)

ムフタール通りの街並み

通りの様子
チーズ店
チーズ専門店

長さ605mのゆるやかな坂道の両サイドにはフランス料理や日本、レバノン、ペルシャ、ベトナム料理など多国籍のレストランや多くのビストロ、カフェ、マルシェが並びます。

古い建物や舗装された狭い道を地元の方や多くの観光客が行き交い活気のある様子が印象的でした。

食べ歩きすることはもちろん、中世の雰囲気を感じながらウィンドウショッピングをするだけでも楽しめると思います。

鮮魚店で立ち飲み

日本では見かけない魚①
日本では見かけない魚②
珍しいカニ
カキと白ワインを注文して立ち飲み

お店の前に設置されているテーブルで何組かの観光客が立ち飲みをしている中で、日本では見かけないようなめずらしい魚介類に目が止まります。

牡蠣と白ワインを注文して、お昼からの乾杯にみんなで気分が上がりました。

ムフタール通りの人気パン屋で食べ歩き

パン屋
人気パン屋 Le Fournil de Mouffetard

ここのパン屋さんは多くのお客さんで賑わい列を作っています。
価格帯も2〜5ユーロくらいでリーズナブルだったので私たちも並んでみました。

種類も豊富でどれも魅力的だったので迷いながら選びました。

パンとコーヒーを片手に、パリの人気の通りで食べ歩きができてとても満足でした。

Le Fournil de Mouffetard

  • 住所:123 Rue Mouffetard 75005 Paris France
  • 営業日時:火〜土( 07:30 〜 19:45)日曜 (07:30 〜18:00)※月曜閉店

まとめ

ヨーロッパでは、キリスト教の教えに基づいて日曜日は安息日となるため、ほとんどのお店がお休みになります。

そのため、ヨーロッパ旅行を計画する際は「日曜日でも営業をしているか」という部分は特に注意して予定を立ててください。

私たちがムフタール通りへ行ったタイミングも2022年6月5日で日曜日でした。
事前に日曜日でも営業していると確認ができていたので不自由なく食べ歩きをして楽しめました。

ドイツでは「閉店法 (Ladenschlussgesetz)」が導入されているため、日曜日に水や食料が買えずに困ったこともありました。

ヨーロッパは日本とは違いコンビニエンスストアのような年中無休の24時間営業のお店はないので、事前に買い物を済ませておくことも忘れずに対応しましょう。

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